ヨーロッパ旅行特集

ヨーロッパの豆知識

オランダ、ベルギーでのマグダラのマリアは娼婦?

- 故にオランダは『性が開放的?』


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レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に秘められた謎を、映画と共に解き明かしていく旅
「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」「インフェルノ」そして「マグダラのマリア」と、ヨーロッパの宗教と絵画を巡る旅は、映画でも興味が尽きない。

名画「最後の晩餐」の謎や、マグダラのマリアについての史実がわかる映画。 キリストの数々の奇跡や最後の晩餐、十字架に架けられ復活するまでが描かれているが、マグダラのマリアが長編映画の主人公として描かれる初の作品。

レンブラントの「夜警」 で有名なオランダ国立美術館
ここには、気位の高いすました感じの、改宗前(娼婦?)のマグダラのマリアが展示されています。
 ★クリヴェリ作「マグダラのマリア」
 ★ヤン・ファン・スコレル作「マグダラのマリア」
故に、オランダは 『性が開放的?』

身なりのよいマグダラのマリアが、傲慢な目つきで金色の軟膏の壺を差し出しています。
マグダラのマリアは右手で宝石で飾られた軟膏の器を持ち上げ、左手は絶妙にガウンのピンクのひだを持ち上げています。 メアリーの美しいビザンチンの顔、滑らかな目、アーチ状の眉、そして小さな彫りの深い口。 ここについに人間性と真の美しさがありますが、コンスタンティノープルの画家のマニエリスムによって歪められています。 香水の匂いを感じさせ、髪の毛で乾かした売春婦的様相は、伝説の過去の富に完全に包まれています。

デン・ハーグのマウリッツ・ハイス美術館 へは、アムステルダムから列車で約1時間。
フェルメールの「青いターバンの少女」で有名。
ここではヴェイデン作「哀悼」 の中の【マグダラのマリア】に注目。
左に紅いマントをまとい、香油壷をもったマグダラのマリアの特徴が一目瞭然。

オランダのデンハーグより列車を乗りついでベルギーのアントワープへ。
駅より徒歩20分のノートル・ダム寺院、ネロ少年も見たい願った ルーベンス作「キリスト降架」 が必見。
十字架から降ろされたイエスとしがみつくマグダラのマリアに注目。
聖母マリアが悲しみに満ちており、肌は白くほとんど幽霊のように見えます。 彼女の顔と死せるキリストの顔は互いに向き合い、彼女の腕はイエスに向かって伸ばされています。
イエスの足はマグダラのマリアの肩にかかっており、その金色の髪が美しくブラッシングされているのが異常だ。

ホテルはアントワープで最もにぎやかなフルーン広場に面した ヒルトンホテル がおすすめ。 ノートル・ダム寺院や市役所も徒歩2分。周りあるレストランに寄って、ベルギービールとムール貝の料理を満喫。

#マグダラのマリア#ダヴィンチコード#ルーブル美術館#キリスト復活 #フィボナッチ級数

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