フランクフルトは、マイン川沿いにある中央ドイツの都市です。人口72万人を超える大きな都市(2016年現在)で、 ドイツ全体でもベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐ第5の都市です。
ゲーテ街道の中間地点、アイゼナッハのヴァルトブルグ城に泊まったあと、終点のフランクフルトに立ち寄ってみる。
フランクフルトは「フランク族の浅瀬」という意味。
フランクフルトといえば、やはりソーセージ。
20cm位の長さの茹でたソーセージに、辛子とケチャップを付けて食べるのが最高だ。
市内食い倒れ横丁(フレスガッセ)にある有名なソーセージショップ、美食家マイヤーでぜひ試食してほしい。
ドイツのアウトバーンのドライブインで、1本5ユーロ程で食べるのも楽しい。
夕食もまた、ソーセージの盛り合わせとじゃがいもと酸っぱいキャベツ、それに名物のリンゴワインを加えたい。
また、ドイツを旅行したらリンゴジュース(アプフェル・ザフト)は絶対お忘れなく。
フランクフルトというと、IAA(国際モーターショー)や INTERSTOFF(国際衣料見本市)など、
国際見本市の開催都市として有名だが、観光都市としても、ツアーでもあまり訪れないような隠れた魅力を沢山持っている。
レーマー広場近くにある日本料理レストラン。 ドイツにいながら、お寿司や、刺身が味わえる人気のレストランです。
創業約100年のフランクフルト郷土料理が楽しめるレストラン。 自家製ソーセージや、名物のりんごのワインを楽しめます。
ギリシャ料理のレストラン。本場ギリシャ人のシェフが作るギリシャ料理と、店内にあるバーが人気
ライン川は、ドイツ領内でマインツとリューデスハイムの間で唯一流れが東西になる場所であり、
その北側には平均600mの高さのタウナス丘陵が広がり、フランクフルトの町から間近に望める。
このタウナス丘陵の森のなかにあるのが、世界のリーディングホテルの一つである シュロスホテル・クロンベルグ だ。
このホテルは、プロイセン国王でありドイツ皇帝であったフリードリッヒ3世の妻ヴィクトリア王女の創建による、
格調高いフランクフルトのホテル。
館を改装したので、各部屋は違った広さであるがもちろん広く、内装も立派。ホテル設備としても全く問題ない。
日本にはない貴族の雰囲気が味わえるホテルだ。ぜひシニアの方におすすめしたい
夕食は、ホテル内シュロスレストランでタキシードを着た若いスタッフや、カジュアルではあるが品の良い服装の女性がサービスしてくれる。
食事の後は、王女に関する陳列品をみたり、バーやロビーカフェと、だんらんする場所が豊富でいい。
森に囲まれた貴族の館で、静かな時を満喫したい。
お休みの前には、部屋の外に靴を出すことをお忘れなく。
朝までにみがいておいてくれるので、貴族気分が味わえる。
起床後は、ホテルの前の庭の散歩がおすすめ。
ゴルフ好きのシニアの方にはホテル専用の18ホールのゴルフコースもある。
(ハンディキャップ証明書が必要ですので、初心者の方は残念ながらプレーできない)。
クロンベルグへは、空港やフランクフルト中央駅からバスや電車がホテルの傍まででているので便利。
30分ほどで行くことができる。
近くに ケーニッヒシュタイン というドイツの田舎町がある。
廃墟になった古城の塔に登ると、タウナス丘陵が一望できる。
フランクフルトのシュテーデル美術館は、ユニークな絵画や有名な画家のコレクションが沢山あるのに、意外と隠れた存在。
どうしても見たいのがドイツ画家 クラナッハのヴィーナス。
その姿はイタリアの美術館でみる美人のヴィーナスとは、似つかない異様な雰囲気。
クラナッハはゲーテ街道の町ワイマール出身で、町の広場前にはクラナッハの家があり見学できる。
クラナッハの絵はヨーロッパ中の美術館に散らばっているので、ぜひ記憶にとどめておきたい。
美術館は市街とはマイン川を挟んで反対側にある。
美術館見学のあとは、ザクセンハウゼンでリンゴワインでも飲んで休息。
夕日が落ちるのを見ながら、マイン川の橋を再び渡り旧市街に戻るのも旅情満点。