ヨーロッパ旅行特集

ヨーロッパの豆知識

ダヴィンチとキリスト宗教画の謎解き旅

マグダラのマリアを巡る Continue Traveling

映画【ダ・ヴィンチ・コード】

閉館後のルーブル美術館で館長が殺される。 ダ・ヴィンチの有名な「ウィトルウィウス的人体図」を模して横たわる館長。 死体の周りに残された、不可解な暗号。そのメッセージを読み解くうちに、キリスト教をめぐる歴史的な陰謀に巻き込まれていく…という物語。 レオナルドダヴィンチの『最後の晩餐』のミステリーは、「イエスが愛した弟子」マグダラのマリアを知る鍵にもなっている。

マグダラのマリアの伝説

閉館後のルーブル美術館で館長が殺される。 映画『ダ・ヴィンチ・コード』の一説によれば、マグダラのマリアはイエスと結婚し、子供をもうけていたことになっている。 そしてイエスの血脈が今もフランスに存在し、永遠の生命を意味する‘聖杯’が、実はマグダラのマリアのことである!と断定している。

オランダ・ベルギーのマグダラのマリア

レンブラントの「夜警」で有名なオランダ国立美術館には、気位の高いすました感じの、 改宗前(娼婦?)のマグダラのマリアが展示されています。オランダでは『性が開放的?』なのはこれが理由かも?
香水の匂いを感じさせ、髪の毛で乾かした売春婦的様相は、マグダラのマリア伝説に完全に包まれています。

フランスのマグダラのマリア

パリでは、マグダラのマリアを祈る「マドレーヌ教会」。 ギリシャ神殿のような白い建物で正面ファザードには最後の審判のレリーフ。
「モナ・リザ」のあるルーブル美術館には多くのマグダラのマリアの絵が展示されています。

スペインのマグダラのマリア

ベラスケスやゴヤで有名なプラド美術館にも【マグダラのマリア】が多く展示されています。
スペインでのマグダラのマリアは、イエスとマグダラのマリアが見つめあう情熱的な姿が多く見られる。

イタリアでのマグダラのマリア

イタリアではフィレンツエのサン・マルコ修道院、ローマバチカン美術館などに多くの【マグダラのマリア】が展示されています。 プラド美術館で見た情念ほとばしるコレッジョの作品に比べて、復活したキリストとマグダラのマリアの喜びが感じられると思います

中欧のプラハ、ブダペストも素敵です