ヨーロッパ旅行特集

ヨーロッパの豆知識

地中海に面した都市【マルセイユ】


TGVを使えば、パリのリヨン駅からマルセイユまで、3時間15分。
2600年以上の歴史を持つ活気に満ちた街並みに、地中海の陽の光がまぶしい。

地中海は古代から貿易が盛んなところで、マルセイユも紀元前6世紀にギリシャ人が建てた植民地 マッサリアに由来する。
活気に満ちた街並みに、地中海の陽の光がまぶしい。 旧港の南側にある標高154mのガルドの丘は、町のシンボルだ。
18世紀に建築家エスペランジューによって建てられた、ローマービザンチン様式のガルド寺院の鐘楼の上の黄金のマリア像は、航海に出る船乗りを見守ってきた。 ここから見る港や、沖合い15分にあるイフ島(岩窟王の舞台)の眺めがとてもきれいなのでおすすめ。

海岸から東に町に食い込むように位置している。 現在ヨットハーバーに使われているが、港の中央にあるベルジュ河岸の朝市は、「市場!」というにぎわいを見せていた。
古代から中世の間、ギリシャ(マサリア)、ローマ(マシリア)、中世(マシホ)の都市が17世紀に北岸と南に拡大。 サンニコラ要塞とサンジャン要塞の2つの砦によって,港に入る船を監視していました。 旧港は2013年に改装され、マルセイユの鼓動の中心となっている。

一帯はホテル、銀行、カフェ、デパートなどが軒を連ねる。 教会の奥にはロンシャン宮があり、左翼が美術館(2010年まで工事のため閉鎖)、右翼が自然史博物館になっている。 また、旧港から南東に行くケネディ断崖道路は高級住宅、別荘が立ち並ぶ地中海有数の景色の美しさだ。

ボーヴォ通り

1785年にオープン,マルセイユで最初に舗装された通りの1つです。 4番地のオテルボーヴォは1832年にラマルティーヌが、1835年にジョージサンドとフレデリックショパンが宿泊しました。

オペラハウス

マルセイユの人々は常に演劇とオペラを愛してきました。 この広大な区画を中心に、劇場や音楽の建物が1787年にオープン。 1919年の火災で記念碑が破壊されましたが、建築家ガストンカステルが、アールデコ様式でオペラ劇場を再建。 18世紀の新古典主義と20世紀のアールデコの専門家によるブレンドが建物の美しさを際立てています。

Jonathan Smith
Chief editor, Magazine

中欧のプラハ、ブダペストも素敵です