ヨーロッパ旅行特集

ヨーロッパの豆知識

伝統の商業都市プロヴァンと聖地ヴェズレー


聖地ヴェズレーの聖マグダラのマリア大聖堂

豊かな歴史と精神的遺産への証言たる聖マグダラのマリア大聖堂、 ブルゴーニュの「永遠の丘」の頂上に立てば、その城壁、城門が、美しい村を支配します。 マグダラのマリアの遺物とともに、11世紀、ヴェズレーはキリスト教世界で最も重要な聖地の1つとなり、 サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼の出発点となりました。

フォンテーヌブローからプロヴァンへ。
世界遺産の街プロヴァンには城壁が現在2kmに渡って残っている。 城壁には2つの門があり、そこから入ることができる。 そのひとつ、14世紀に作られた聖ジョンの門から城壁のなかのプロヴァン市街地に入り、聖ジョン通りを街の中心に歩いて行こう。

セザール(シーザー)の塔

とても見晴らしがよい丘の上にある。聖キリアス教会のライトアップが見れるスポット。

聖キリアス教会

ヘンリー伯によって12世紀に建てられた。 周囲1マイルの美しいシルエットが完成したのは17世紀になってからである。

ヴェズレーへ向かうには、しっかり計画を立てたい。 パリ・リヨン駅7時14分発TGV6751でモンバール(Montbard)8時19分着。 そこから接続している8時30分のバスでアヴァロン(Avallon)着9時20分。 さらにそこからヴェズレーへはバスでむかう。
聖地ヴェズレーは中世以来スペインのサンチャゴ・デ・コンポステラへ向かう巡礼道の起点。 城壁に囲まれた町は15~18世紀の建物がならび、門からメインストリートのサン・テチエンヌ通りサン・ピエール通りを歩いていく。 道の両側にはカフェ、レストラン、インテリア店、土産物屋が並んでいる。 教会につくと裏手のテラスにでて、そこから見るブルゴーニュ平野の雄大な眺めがすばらしい。

キュール川の谷を見下ろす台地に、ワイン畑からまるで突然沸きあったように教会の建物が見える。
教会は通年休みなく開いていて、入場は無料。 賛美歌:(火)から(金)までは午前7時(土)と(日)は午前8時から時間によりポリフォニーのコーラスを聴くことができる。

マグダレーナ教会の注目ポイント

● 「神秘の粉引き」
● 「版タンバン」
共に聖書を題材にした彫刻の作品。

Jonathan Smith
Chief editor, Magazine

中欧のプラハ、ブダペストも素敵です